有機合成薬品工業株式会社有機合成薬品工業株式会社

President Message

社長ごあいさつ

代表取締役社長執行役員 松本 清一郎 代表取締役社長執行役員 松本 清一郎
 当社は、創業以来の企業理念として、『わが社は内外のあらゆる技術を駆使して人の役に立ち人によろこばれるものを創る』を掲げ、合成技術による独創的で価値ある製品の開発・製造・販売を通じて、世界の人々に安心・安全な製品をお届けしております。
 当社の創業は、1947年に天然由来の甘味香料を工業化することから始まり、高度な科学技術に基づく化学メーカーとして設立されました。その後、化成品、アミノ酸、医薬品の三分野で様々な製品を開発し、典型的な研究開発型企業として業容を拡大してまいりました。

 近年では、アミノ酸事業の事業構造改革を実行し基盤強化を進めております。また、医薬を中心としたヘルスケア関連製品のポートフォリオを拡充させるとともに、化成品分野では構造改革と新製品開発にも注力してきました。このように、アミノ酸、化成品、医薬品の3分野でバランスの取れた事業構成を確立しております。2020年を起点とする前中期経営計画では、経営目標を達成し、その築き上げた基盤を深化するべく、2023年を起点とする3カ年の中期経営計画を策定し、売上高150億円を目標に企業価値向上に努めているところです。
 現中期経営計画では、「クオリティーカルチャーの醸成」を重点施策の一つとしており、「お客様にご満足いただける製品やサービスというのは、製品品質だけでなく、組織と個人の信念・行動である」として、製品品質はもちろんのこと、様々な人材投資により日々の仕事の質も高め、収益力の向上を目指します。この人的資本の効率化は前中期経営計画でも効果を発揮しておりますので、より深化させた形で重点的に取り組んでまいります。
 また、その他の重点施策では企業価値の向上、アミノ酸分野の事業構造改革、医薬品分野の受託ビジネス拡充、化成品事業の拡大・再構築を掲げておりますが、これらは新中期経営計画の基本方針である「激変する経済環境の中、主要製品の売上を拡大しながら、新製品を継続的に導入し、以て向こう10年間の成長に資する礎を築く」を達成するための施策であり、当社はこの中期経営計画を経て高収益体質企業を目指します。
 一方で、サステナビリティに対しては、炭酸ガス排出削減のための投資を2000年代初頭からいち早く取り組み、現在も継続しております。しかしながら、業容を拡大する中での更なる炭酸ガス排出削減には限界がある為、新しい取り組みとしてカーボンニュートラルな燃料のテスト導入と、本社ビルの電力を100%再生可能エネルギーへ転換をいたしました。これらにより、2030年までの炭酸ガス排出削減目標50%をコミットしております。
 当社は、人々の健康・豊かな暮らしや環境保護に繋がる製品を社会に供給し続けることは勿論のこと、収益向上と社会貢献を通して、ステークホルダーの皆様の期待と信頼にお応えすることをお約束いたします。引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年6月
有機合成薬品工業 株式会社
代表取締役 社長執行役員

企業理念

わが社は
内外のあらゆる技術を駆使して
人の役に立ち人によろこばれるものを創る

経営理念

私たちは ファインケミカルに機軸を置き
叡智と技術を結集した
真の「ものづくり」に挑戦します

お客様の多様なニーズにお応えします

その他コンテンツ